令和5年度 第2回定例会(一般質問編)
いつもお世話になっております。
梅雨の時期らしく、ふとした時に雨が降りますね🌧️
6月も終わり、いよいよ2023年も残すところあと半分の折り返し地点です。
日々、様々な事が起こりますが、皆様にとってどんな半年でしたか?
私は去年に比べて楽しく過ごせた一方で少し慌ただしかったように感じていますꉂ🤣𐤔
残りの半年も病気や怪我もなく過ごせればと思っています!
さて、前回(前々回?)に宣言をした「せめて毎議会ごとにブログを更新する」の有言実行をしたいと思います。
本議会は6/28に閉会しましたが、私は
3項目の一般質問と
建設常任委員会で2つの議案に対して質問をしましたので、順にご報告致します。
長編になってしまいましたので、建設常任委員会編はこちらをご覧ください。
一般質問
❶コロナ禍において
デジタル化は加速度的に進めらえてきたこと、
その一方で不登校生徒も増え続けていること、
不登校対策としてデジタルも活用すべきと考える
デジタル化を進めてきた効果は
❷待機児童について
6月2日に東京都の待機児童の速報値が発表され、町田市では30人と発表され
去年の75人から減少している
待機児童解消の為に「ベビーシッター利用支援事業」を取り入れるべき
❸公立学校の体育館利用について
現在、町田市には小学校が42校、中学校が20校ある中で競技として正規のルールに基づいた
ミニバスケットボールができる体育館は一つもありません
バスケットボールは世界で最も競技人口の多い球技
プロバスケットボールリーグの統一と発足
世界最高峰リーグのNBAで日本人が活躍していること
SLAM DUNKの映画効果による空前のバスケットボール「ブーム」
私自身も現役のバスケットボールプレイヤーの一人
バスケットボールができる環境の裾野を広げて頂きたい
演壇では上記について述べ、以下は町田市からの答弁と再質問をまとめました。
(1)デジタル化の取り組み
町田市はデジタルの分野では先進自治体として様々な取り組みを行なっています。
LINEを使ったオンライン行政手続きができるのは都内では2番目、
多摩26市では最初の自治体でもありました。
(再質問)
そういった中で仮想空間いわゆるメタバースで不登校支援や外国語支援を行う東京都教育委員会が提供する「バーチャル・ラーニング・プラットフォーム」を町田市でも取り入れてはどうか。
と質問しました。
【町田市の答弁】
他の先行自治体を注視しながら検討していきます。 との事でした。
(再質問)
また、デジタル化は窓口に来るのではなく手元にあるスマートフォンから市民生活が便利になるだけでなく、市の職員の負担も軽減し事業費も削減できると考え、
それによる効果額と今後の課題を質問しました。
【町田市の答弁】
87件の行政手続きのオンライン化を実現
約38,000件の利用
2,230時間の業務効率化
市民の利便性向上の取り組みと市役所生産性向上の取り組み、
双方を合わせた2022年度の効果額は約2億8千万円の見込み
手続きを利用した方にアンケートをとっているが90%の方から肯定的な評価を頂いた。
「子育て中の家庭には助かる」、「耳が不自由でも使えるからとてもありがたい」
一方で今後の課題として、「LINEで手続きできることを知らなかった」というお声もあり、
オンライン手続きをより多くの市民の皆様にオンライン行政手続きを使っていただけるようPRする
入力画面を分かりやすくする。
制度や手続きの説明を利用者にとって分かりやすいものとする。
2点が課題との事でした。
私からは引き続き、市民の利便性向上は勿論、無駄を省くデジタル化を進めていって欲しいことを伝えました。
⑵待機児童について
【町田市の答弁】
2022年の町田市における0〜4歳児の転入超過数が全国2位となり、子育て世代にも選ばれている一方で今後も南地域を中心に低年齢時の保育ニーズの増加が見込まれる為、引き続き待機児童対策を行なっていく必要があると考えている。
具体的には2024年4月開所の1園の整備を進めている。
ベビーシッター利用支援事業を導入する予定はない。
(再質問)
待機児童が昨年の75人から30人に減ったことは大幅な減少だと考えているが、
その点についてどのような取り組みがあったのか。
【町田市の答弁】
・新たな施設設備
・4月の一次募集における申込希望園数を3園から5園に拡大
・申込期間の一ヶ月前前倒しによる1次の選考結果から2募集までの期間を拡大
施設整備の効果は勿論、申請時における工夫も待機児童の減少に大きく寄与している事がわかりましたが、
(再質問)
とは言え
まだ30人の待機児童が生じており、
共働き世帯の増加、
東京都においては、10月から第二子の保育料無償化も開始される事など
今後も保育ニーズが増加するようなことを考えると2024年度に向け
待機児童対策としてベビーシッター利用支援事業を導入すべきと考えるが
導入しない理由を質問
【町田市の答弁】
町田市は待機児童の解消を施設整備で解消するのが基本方針としている
また、制度導入には3つの課題がある
⒈安定的な供給(ベビーシッター事業者からの派遣の安定性?🧐)
⒉経済的な負担(完全無償でなはいこと?🤔)
⒊事業の継続性(東京都の事業なのでいつハシゴを外されるか分からない🤷♂️)
※( )内は私の個人的な見解です。
私からは今後もベビーシッター利用支援事業の導入を検討してもらう事、
東京都に対しても多摩地域においても利用できる事業者を増やしてもらう事、
利用者の経済的な負担を軽減してもらう事を働きかけていく
☟
速報値のデータになります。
⑶公立学校の体育館利用について
【町田市の答弁】
市立小学校の体育館では正規のバスケットボールの試合形式で授業は行っていない。
授業では、ボール運動の一つとしてバスケットボールを行っており運動量の確保や
児童がボールに触れる機会は増やす為、体育館内にコート2面を用意している。
ミニバスの正規の試合を行うコートサイズ吊り下げ式や移動式のバスケットゴールも必要な為、
市立小学校にミニバスに適したコートの広さやゴールのある体育館は無い。
(再質問)
多くの学校が建設された当時と比べてバスケットボールの競技人口は増えていえる。
昨今のブームの後押しもあり中学、高校、私のように社会人になってもあるいは生涯に渡り楽しめるスポーツとなっていることを踏まえ、バスケットボールを試合形式の競技として体育の授業において取り入れるべきと考えるが如何か。
【町田市の答弁】
正規のルールにこだわらず、ルールを変えるなどして、リーグ戦の試合を行っている。
(再質問)
学校開放されている体育館があるが、学校開放でバスケットボールを行っている団体はいくつぐらいあるのか
【町田市の答弁】
3月末までのデータで、大人が15、子供が8団体、合計23団体
子供の団体が8団体、これは少なく感じるかもしれませんが、
子供が行うミニバスに適したサイズの体育館が無いことも起因していると思う
また、登録団体が少ないから隣の横浜市に拠点を移した団体があるのも聞いている。
(再質問)
団体への支援の観点から、夏季は冷房を使用できるのは承知しているが、
冬季は暖房が利用できないと聞いている。
怪我防止のためにもウォームアップ時だけでも暖房を利用できるようにしては如何か。
【町田市の答弁】
運用の見直しを検討する
(再質問)
話を体育館のサイズに戻しますが、
中学校の体育館でミニバスケットボールの試合を行うのは難しいか
【町田市の答弁】
既存のゴールでは高さに大きく差があるので難しい
残念ながらここまでの答弁をまとめると
「現状」
町田市内の小中学校ではミニバスケットボールの試合を行うのは難しい
(再質問)
今後、新たな学校づくり(小中学校の統廃合)で建て替える学校の基本計画にある
施設整備コンセプトには
放課後活動の拠点作り・市民生活の拠点作りと明記されているように、
学校の授業だけでなくミニバスに加え、
需要が増えることが見込まれる競技も見据えて
大人から子供まで利用できる施設となるよう検討して欲しいと思いますが、いかがか。
【町田市の答弁】
活用してもらえる施設環境を整えることを考えております。
(最後の再質問)
新たな学校づくりが進む一方で
学校跡地となる場所で現在行われている開放利用の場所がなくなり
スポーツをする場所がなくなることを危惧しておりますが、
引き続きスポーツができる場所を確保して欲しいという地域の声を受けています。
そのような視点でも学校跡地活用の検討について取り組んで欲しいと思いますが、いかがか。
【町田市の答弁】
学校の跡地活用にあたりましては、現在、検討を進めている地区におきまして地域の方々との意見交換を行っております。
今後各地域で行う意見交換の中でそうした意見がございましたら、
まずはお話を伺い、検討してまいりたいと考えております。
最後に
しっかりと地域の皆様の意見に耳を傾けて頂ければと思います。
この項目に関しては今後も注視していきますので、どうぞ宜しくお願い致します。
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